「虐待対応拠点」都区共同すすむ

2021年4月22日(木)

昨年7月、練馬子ども家庭支援センターと東京都児童相談所(児相)が豊玉北に共同設置した児童相談体制(練馬区虐待対応拠点)が来年度以降、さらに連携を深めます。

練馬区は今議会で「父親の虐待を恐れて学校からの帰宅を拒否したケースでは、児相職員が拠点から学校にただちに駆けつけ、支援につなげた」と述べ、共同の「大きな成果」を強調。来年度からは、都区それぞれで受けつけた虐待通告について、初期対応の振り分けを都区の職員が合同でおこなう計画をはじめて明らかにしました。 

子育てサービスなどを活用しながら、福祉・心理・保健の専門職による寄り添い支援を行うのが区子ども家庭支援センター。一方で施設入所や一時保護など法的権限を用いた家庭介入や強い指導など専門的対応を行うのが都児童相談所の役割です。

区は拠点設置によって実現するポイントとして ①都区の合同調査や情報共有などによる事案への迅速な対応 ②都区双方の役割分担・強みを活かした一貫した対応 ③都区職員のスキルアップによる質の高い支援、の3点を展望しています。 

練馬区は区立の児童相談所を新設しないと表明する唯一の特別区。都区共同の虐待
対応拠点の設置は東京23区においても初めての試みとなっています。