定例会初日:区長の所信表明に思うこと

今日から練馬区議会の第二回定例会が始まりました。私にとっては初めての本会議です。

今日の案件は区長の所信表明と副区長による議案の提案理由説明。
40分で閉会しました。

区長や副区長、教育長など部長級といわれる職員27人が、50人の議員と向かい合う形で答弁を待ちます。
傍聴席は68席(うち2席は車いす対応)ありますが、今日は男性がひとり座るだけでした。

ちなみに政治的に保守派を意味する右、革新派を意味する左についてですが、議長席から見て左が左翼、右が右翼です。フランス革命時の議会の座席にルーツをたどります。

私を含む補欠選挙の当選者5人の紹介に続いて、所信表明。これは議会の冒頭、区長が議会に対して宣言する考えや方針のことです。

前川現区長の場合、4月の選挙で2期目に就いたので、1期目の実績紹介と2期目の展望を9つの柱で構成しました。

所信表明の「子どもたちの笑顔輝くまち」の柱のなかに、こんな一文があります。
「基礎自治体(練馬区)では、保育所を作れば作るほど需要が増え、供給に追われる事態に困惑しています」。

今年度、練馬区で認可保育園に入れなかった子どもは978人いましたが、これほど待機児童が解消されず、困難極まる保活が社会問題になるなかで、入園手続きさえあきらめる家族も決して少なくないと思います。

保育所を求める家族は潜在需要者も含めて存在します。保育環境の整備によって、保育に欠ける潜在的な子どもたちを掘り起こしていくことは保育行政の本分のはず。にもかかわらず、この言い草はどういうことでしょう。

「保育所を作れば作るほど需要が増え」ってことは、子育てしやすい街として、むしろ誇っていいことだと考えます。
「供給に追われる事態」ってことは、保育園がまだまだ足りていないってことです。「困惑」するのは早いのではないでしょうか。

最後にひとつだけ。

私は新人議員なので席は最前列。議会中に後ろを見渡すと複数の議員が終始、居眠り。議会への敬意もなく、区民の付託を受ける立場として、どういう意識なのでしょう。立派な諸先輩もいるなかで、まったく理解に苦しみます。

区議会座席表
練馬区議会サイトより)

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